shimotori 
ストレスは抜け毛の原因にもなったり、発毛を阻害する要因にもなるので、薄毛に悩む方には絶対NGということは皆さんご存じの通りです。
でも、現代はストレス社会などといわれるぐらいなので、ストレスから逃れることは難しいですよね？
最近では「ストレスにはGABAが良い」などの情報を耳にする機会も多くなってきました。
このGABAはアミノ酸の一種で、興奮状態を抑え精神を安定させるなど、抑制系の神経伝達物質として機能して、ストレスを軽減する作用があると言われています。
最近注目されている成分ですが、実は昔から日本に根付いている発酵食品にはGABAが多く含まれているのです。
一口に発酵食品と言っても様々な食品があり、それぞれの材料や発酵方法によって栄養価は異なります。
そのGABAが含まれている発酵食品の代表的なものが「白みそ」です。
色が白っぽい味噌にはGABAが多く含有されており、リラックス効果が高いと言われています。
また一緒にビタミンB6を摂取するとタンパク質をアミノ酸に分解するのを助けてくれます。
髪の毛の原料となるケラチンは体内にある18種類ものアミノ酸が結合することで生まれるタンパク質であるため、ケラチンそのものを含んだ食材がある訳ではありません。
そのため、ケラチンを生成するにあたっては、体内に取り入れたタンパク質を分解し、さまざまな栄養素の働きによって再結合する必要があるのです。
GABAは昔ながらの日本の食卓に豊富に存在しています。
味噌や漬物、納豆、麹などがその代表です。
味噌のたんぱく質からもGABAが生成されることも研究結果からわかっています。
そのことからも味噌汁はとても素晴らしいバランスのとれた食べ物であることがわかります。
なによりも『麹』そのものにGABAやビタミンが多く含まれていますので、麹を利用した発酵食品は現代のストレス社会においても、積極的に摂取してほしい食品だといえます。
薄毛に悩んでいる方は容易に内服薬を服用せずに、まず食事の内容を見直してみましょう。
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