髪の毛をフサフサにしたいと考えている方は、ドラッグストアでも慎重にシャンプーを選んでいると思います。
しかし市販のシャンプーの中には、逆に薄毛を加速させるものもありので注意が必要です。
シャンプーは毎日、頭皮や髪の毛に直接使用するものだからこそ、頭皮や髪の毛に悪影響があるものであれば、ただちに使用を止めるべきです。
今回は皆さんの使用しているシャンプーが、ヘアケア商品として機能しているのか、あるいはすぐに使用を止めるべき商品なのか。
検証していきましょう。
危険なシャンプー
これから危険なシャンプーの種類を2つ紹介していきます。
皆さんは、今からお伝えする成分がシャンプーの成分表に含まれているかどうかをすぐに確認してみてください。
石油系シャンプー
危険なシャンプー1つ目は、石油系シャンプーです。
これは合成界面活性剤入のシャンプーで、洗浄力がとても強いです。
テレビのCMで宣伝していたり、ドラッグストアやコンビニで格安で売っているシャンプーのほぼすべてに含まれている石油系成分になります。
皆さんのシャンプーの成分表に下記のように書いてあれば石油系のシャンプーです。
「ラウレル〇〇」「ラウリス〇〇」「ラウリル〇〇」「「石けん~」「脂肪酸~」「〇〇硫酸」「NA」「安息香酸ナトリウム」
これらの界面活性剤と言われる成分はシャンプーの主成分のため、だいたい成分表の2~5番目くらいに書かれています。
またひどいものだと、食器洗い用洗剤にも含まれている界面活性剤がシャンプーに入っていることもあるので特に注意しましょう。
石鹸系シャンプー
危険なシャンプー2つ目は、石鹸系シャンプーです。
石鹸シャンプーは添加物もほとんど含まれないため人気のシャンプーではありますが、 洗浄力は強い部類に入ります。
洗浄力が強ければ「頭皮の皮脂を綺麗にできる」と考えがちですが、乾燥肌の人にとっては皮脂を必要以上に洗い流してしまい、フケやかゆみなどの乾燥から抜け毛が増えたり、頭皮環境が悪化する可能性があります。
さらに、石鹸系シャンプーは髪の毛のキューティクルが剥がれたり開きやすくなって、切れ毛の原因になることもあります。
石鹸系シャンプーは、成分表に「石けん〇〇」「脂肪酸ナトリウム」「脂肪酸カリウム」などと書いています。
基本的にシャンプーが原因で薄毛になる理由は、頭皮や髪の毛に合わない洗浄力の強いシャンプーを使用することです。
洗浄力の強いシャンプーを使用することで、頭皮を守るために必要な皮脂が失われ、頭皮の毛穴がつまりやすくなり、抜け毛を招いてしまうのです。
頭皮や顔が脂っこいと自分が感じている方でも、乾燥肌の可能性は十分にあります。
はっきりとご自身の肌属性が分からない人は、できるだけ強い洗浄力のシャンプーは避けましょう。
頭皮に優しいシャンプー
ここまで使用に注意すべきシャンプーをお伝えしてきましたが、頭皮に優しいシャンプーもご紹介します。
それが、アミノ酸系シャンプーです。
アミノ酸シャンプーは成分表で「ココイル〇〇」「コカミド〇〇」「〇〇脂肪酸」「ラウリン酸」「グリシン」が書いてあるものです。
アミノ酸は保水力が高い成分で、頭皮にやさしい適度な洗浄力と保湿力が特徴です。
アミノ酸系シャンプーは、今までサロンで購入することが当たり前となっていましたが、現在は探せば市販でも購入することができます。
また注意点としては「アミノ酸配合」と書いてあるだけでアミノ酸系シャンプーではない「自称アミノ酸系シャンプー」もあります。
確かにアミノ酸系成分は配合しているのですが含有量が少なく、アミノ酸系シャンプーと呼べないものがあるということです。
購入の際には成分表をしっかりと確認しましょう。
毛根や頭皮に対していかに低刺激で汚れをしっかり落とせるかを基準で考えると、アミノ酸系のシャンプーがベストです。
ここまで発毛ブログを読まれた方は「アミノ酸系シャンプーを買えば髪の毛が生えてくるのか!」と思いがちですが、それは違います。
シャンプーというのは、抜け毛や薄毛に関係するたった1つの要素でしかないからです。
シャンプーの成分だけが要因ではなくて、他の要因と重なって薄毛になっている方がほとんどだからです。
ではどうすれば良いのか。
それには、ちゃんとした解決策があります。
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