今回は薄毛にまつわる都市伝説を4つ検証していきます。
内容は「激辛料理はハゲるのか」「サウナは薄毛になるのか」「ヘアカラーでハゲるのか」「薄毛は遺伝するのか」というものです。
ぜひ、ご一読ください。
激辛料理
1つ目の都市伝説「激辛料理を食べると薄毛になるのか?」
答えは「NO」です。
むしろ激辛料理に使われる唐辛子は、薄毛になるどころか育毛を促す効果があります。
唐辛子を食べると、汗が出てきて体がほてってきますよね。
これは唐辛子に含まれるカプサイシンという成分に血流促進効果があるためです。
髪の毛は血管が運んでくる酸素と栄養によって成長するので、カプサイシンによって血流がよくなると、髪の毛に必要な栄養を届きやすくなる効果があります。
また髪の毛は毛細血管から栄養分や酸素を吸収し、毛髪が成長していきます。
その毛細血管の働きを活性化させるホルモン「IGF-1」を増やすには、カプサイシンとイソフラボンを一緒に摂取するとより効果的です。
たとえば麻婆豆腐などは唐辛子と大豆イソフラボンが含まれているので、育毛にはピッタリの食べ物ですね。
ただし激辛料理を食べた時にかいた汗をそのままにしていると、頭皮がムレてしまい雑菌を発生させたり、頭皮に炎症を起こす可能性もあります。
激辛料理を食べてたくさん汗をかいた日は、しっかりとシャンプーをして頭皮の状態を清潔に保ちましょう。
サウナ
2つ目の都市伝説「サウナに入ると薄毛になるのか?」
答えは「NO」です。
サウナは正しい入り方をすれば育毛効果が期待できます。
サウナに入ると「整う」などとよくいいますよね。
あれは「自律神経が整う」ということを意味しています。
サウナへ入った時に急激な温度差を感じると体の交感神経系が活発になり、そのまま体を温めることで副交感神経が活発になります。
そして血流が良くなり、髪の毛の成長に必要な栄養素が頭皮にいきわたるようになるため、サウナには発毛効果があると言われています。
しかし、髪の毛は乾いた状態だと90℃、濡れた状態だと60℃でダメージを受けると言われています。
サウナの中は80℃~100℃と高温のため、髪が濡れたままサウナへ入るとキューティクルが開いてしまい、切れ毛の原因になることもあります。
そのためご自身の髪の毛が心配な方は、湿ったタオルを頭に巻いたり、サウナハットをするなど髪や頭皮をケアするようにしましょう。
ヘアカラー・パーマ
3つ目の都市伝説「ヘアカラーやパーマは薄毛になるのか?」
答えはYESです。
ヘアカラーやパーマで影響があるのは、あくまでも外に出ている髪の毛の話です。
頭皮の中にある毛根への影響は考えにくいので、切れ毛が増えたとしても薄毛そのものになることは基本的にはありえないと言われていますが、本当は注意が必要です。
例えばヘアカラーをすると、外部の刺激から髪の毛の内部を守るキューティクルにダメージを与えます。
1〜2ヶ月おきにヘアカラーをすると、そのたびにどんどんキューティクルは剥がれます。
次第に髪の毛も元気が無くなり、細くなっていき、全体のボリュームも少なくなります。
その結果薄毛になったようにみえてしまいます。
またヘアカラーをする際、カラー剤が頭皮に付着してしまい、毛穴が詰まって頭皮が炎症を起こしていまい、抜け毛や薄毛を引き起こすことがあります。
今は、ヘナトリ-トメントという髪の毛をトリ-トメントしながらヘアカラー出来るものもありますのでそちらを利用してみましょう。
薄毛は遺伝する
4つ目の都市伝説「薄毛は遺伝するのか?」
答えはYESです。
とくに「母型のお爺さんが薄毛」の場合ほぼ100%、男性方脱毛症になる危険性があるので注意しましょう。
AGAと言われる「男性型脱毛症」は髪の毛が薄くなる病気で、男性が薄毛になる原因の90%以上がこのAGAだと考えられています。
そして、AGAになる原因には「アンドロゲンレセプター」という遺伝子がとても大きく関係しています。
そしてこのアンドロゲンレセプターという遺伝子は、母親からしか受け継ぎません。
母親にこの遺伝子があるかどうかは、母方の祖父がはげていたかである程度判断できます。
そのため、「母型のお爺さんは薄毛」の場合は自分も薄毛になる可能性が非常に高いと考えていただいてけっこうです。
「自分がAGAなのかな?」とか「どうやってAGAを治せばいいんだろう?」という質問を多くいただくので、無料相談を始めました。
無料相談やお試し体験(有料)はHPのお問い合わせページからご連絡くださいませ。
YouTubeでも薄毛や発毛に関する情報を発信しています。ぜひ覗いてみてくださいね。