【ジェネリック】フィナステリドのジェネリック3種類を比較!

攻めの薬・守りの薬

AGAのお薬には攻めの薬、守りの薬と呼ばれるものがあることをご存じですか?

攻めの薬は育毛促進作用があるもので、守りの薬はAGAの進行を抑える作用があるものを指します。

今回ご説明するお薬『フィナステリド』はAGAの進行を抑える守りのAGA治療薬と呼ばれています。
アメリカの医薬品管理局「FDA」にも認可されており、世界60カ国以上の国で承認されています。

それに対してミノキシジルが配合された育毛剤は、育毛促進効果のある攻めのAGA治療薬と呼ばれています。

フィナステリド配合の内服薬はたくさん種類がありますが、今回は最も有名な「プロペシア」「フィンペシア」「フィナロイド」、フィナステリド1mg配
合のものを比較していきます。

フィナステリドが配合されたお薬は日本の健康保険適用外で、どこの医療機関に行っても治療費は自費で、副作用が発生した場合の治療費も全額自己負担になりますので、ご注意下さい。

フィナステリド配合薬

①プロペシア

  • 価格 : 7,395円(2022年9月現在)
  • 容量 : 28錠
  • 一日あたり:264円
    • 7,395円÷28錠=約264円
  • 製造販売 : オルガノン株式会社
    • 2021年7月よりMSDの分社化により製造販売元はオルガノン株式会社となっています。
  • 認可:日本の厚生労働省に認可

プロペシアは1992年に認可を受けて先発薬として販売を開始。その後、2015年に特許が切れて、ジェネリック医薬品と呼ばれる後発薬が発売されました。

この後に紹介する「フィンペシア」と「フィナロイド」は後発薬のジェネリック医薬品になります。

②フィンペシア

  • 価格 : 2,847円(2022年9月現在)
  • 容量 : 30錠
  • 一日あたり:95円
    • 2,847円÷30錠=約95円
  • 製造販売 : インドのシプラ社が製造
    • シプラ社はHIV治療薬を中心に約1,500種類以上もの治療薬を世界150ヶ国以上で販売している会社です。
  • 認可:日本国内では未承認

③フィナロイド

  • 価格 : 2,706円(2022年9月現在)
  • 容量 : 30錠
  • 一日あたり:90円
    • 2,706円÷30錠=約90円
  • 製造販売 : フィリピンのロイドラボラトリーズ社
    • ロイドラボラトリーズ社は、さまざまなジェネリック医薬品の製造販売を手がける製薬メーカーです。特に、ダイエット薬のような主に女性が使用する薬を取り扱っています。
  • 認可:日本国内では未承認

フィナステリド配合薬の比較

3つのお薬の金額、製造会社の信頼度、効き目を一緒に考えてみましょう。

①金額

(安い)フィナロイド<フィンペシア<プロペシア(高い)

最も安いのはフィナロイドです。

プロペシアは1錠(1日)264円であるのに対して、フィナロイドは1錠(1日) 90円です。

プロペシア1箱(1ヶ月分)買う金額とほぼ同じ金額で、フィナロイドは3箱(3ヶ月分)買えるので金額面では圧倒的にフィナロイドの方が良いですね。

また、フィンペシアも1錠(1日)95円なので、フィナロイドと同じくらいの金額で購入できます。

②信頼度

(高い)プロペシア>フィンペシア>フィナロイド(低い)

日本人として最も信頼できるのは日本の厚生労働省に認可されているプロペシアです。製造販売もオルガノン株式会社という日本の会社が行ってい
ます。皆さんも信頼出来ると思います。

フィンペシアの製造販売会社
シプラ社(インド)
設立 : 1935年
資本金 : 20億ドル
従業員 : 約 24,000名

フィナロイドの製造販売会社
ロイドラボラトリーズ社(フィリピン)
設立 : 1989年
資本金 : 160万ドル
従業員 : 約900名

この2社では、会社の規模から判断するとフィナロイドを製造販売しているインドのシプラ社の方が大企業ということもあり信頼できるように思います。

③効き目

有効成分フィナステリドが同容量であるので、全て効き目はほぼ全て同じです。

「ほぼ」というのは、その基準というのが統計学的に見て±15%の範囲は許容されているためです。

この差が出る理由は添加物の違いがあるからです。

個人の発毛体験を投稿しているYouTubeではプロペシア・フィンペシア・フィナロイドなど薬を乗り換えたら「効果が変わった!」と発信している人もいますが、薬の成分には基本的に大差はないので気にしないで大丈夫ですよ。

プラセボ効果というのもありますので、気分が変わり効果が変わったという場合もゼロでは無いと思います。

おすすめ

初めてフィナステリドを使用する人は、高くてもプロペシアがおすすめです。

理由は医師による診断を受けられるので、副作用のリスクもあるフィナステリド内服薬を使用するには安心だからです。

プロペシア、フィンペシア、プロペシアは全て内服薬なので外用薬よりも副作用のリスクが高いです。

そしてフィンペシアとフィナロイドは日本未認証の薬なので医師から処方を受けられません。個人輸入をすることとなります。

最初に医師の診断を受けてプロペシアを数カ月飲んでみて大丈夫そうなら、安いフィンペシアやフィナロイドに変更する方もいるかもしれませんが
、その場合でも定期的に健康診断を受けることをおすすめします。

終わりに

いかがでしたか?今回はフィナステリドのジェネリックを比較しました。

フィナステリドやミノキシジルの内服薬を飲んでも効果が無くてお困りの方や内服薬を使わずに発毛したい方はHPからのご連絡をお待ちしております。

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